本には様々な情報が入っている。
どんな本でもそうだが、その人が時間をかけて得たものがそこに集約されているのだ。
つまり、10年間の著者の経験を書いた本であれば、
あなたはその本を買うことで10年間という時間を短縮することができる。
それを千円くらいで買える。
大きな権威を持った凡人では想像もつかないような頭脳を持った人たちの中でもさらに賢く、
さらに結果を出している本物の研究者の本を読めばその人が学んだことをわざわざわかりやすく説明してくれる
例えば、一冊読み終わるのに5時間かかるなら、1時間あたり200円で学ぶことができている。
だから僕は岩波文庫の本をめちゃめちゃ買い込んだり、web上で論文読んだりする。
なぜなら、時間と労力が圧縮されてすごく濃い情報になっているし、
自分1人では成し遂げられないであろう量の実験も、10冊の本を読めば学べてしまう。
(定義付から資本の投資まで全てを本がやってくれる)
フェルマーの最終定理をご存知だろうか。
これまでの数学界で天才数学者たちを幾度となく苦しめた問題である。
この問題の詳細は省くが、近年になってアンドリュー・ワイルズという幼少期からこの問題を解くためだけに数学を学んできたという刺客が、この問題を証明した。
そして僕らは、そのワイルズが何十年とかかけて研究したものの答えの導き方を
たったの数千円で買うことができる。
つまり、何十年という時間をたったの数千円で節約できる。
極端に言えば、自分が作業している時間以外は読書してれば、人生の学びを最適化できる
(もっとも寝ないで読むのは不可能だし、しっかり休憩を取らないと帰って非効率になりうるが。)
読書することで他人がその本の内容を学んだりその本自体を作り上げた時間を買っている。
本当は自分で経験するはずだったその時間を1000円やそこらで買ったことで、
その時間を他のことに使うことができるのだ。
知識を買うという意識になりがちだが、時間を買っているのだ。
知識を得る為に本来であれば必要だった時間を。
そしてそこから節約して余った時間を実践に使えば、
本の著者よりは速いスピードで習得することができるだろう。
あらゆる情報商材や本などは時間を買っているのだ。
いわばショートカットルートだ。
ゲームでもそうだが、
やはり課金すると強いのは当たり前だ。レベルアップもアイテムの入手速度も段違いである。
これを人生でやる。
ただそれだけだ。
ちなみに世の中の99%の人間が人生に課金しようとしない。
すべきところでも渋るのだ。
なのに回復薬はありったけの金を叩いて買い、
しかるべき場所に課金をすれば圧倒的力でねじ伏せることのできる相手に苦戦し、
回復薬を無駄に使うのだ。
そんなことが常に起こっている。
ただその回復薬に使う量を1割にし、
残りを全部課金すれば当たり前に強くなるだろう。
その課金すべきアイテムが本であり、論文であり、つまりは情報である。
知識を手に入れ、情報を常に吸収することで、
それこそチート級の存在になることなんて難しくもなんともない。
しかるべきやり方で課金し、レベル上げのために実践を積むだけだ。
チート人生を歩む為に、時間の使い方は見直そう。
異世界転生主人公最強系の漫画を1つ読めば、その方法は簡単にわかるはずだ。