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【脳の仕組み】メラビアンの法則とは?コミュニケーションにおける重要なポイントを徹底解説

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【脳の仕組み】メラビアンの法則とは?コミュニケーションにおける重要なポイントを徹底解説

こんにちは、らいるです。

今回はアメリカの心理学者:ロバート・メラビアン氏が提唱した「メラビアンの法則」について解説します。

 

会社の研修などでよく聞きますよね。

かなり有名な非言語コミュニケーションの法則ですが、

あまり詳しいところまで語られず、間違って解釈されることもあります。

 

今回はそんな誤解の多いこの「メラビアンの法則」を解説して行きます。

目次

メラビアンの法則とは?

メラビアンの法則とは

人間は視覚情報→聴覚情報→言語情報の割合で伝達する

という法則です。

 

このメラビアンの法則には「3Vの法則(7-38-55のルール)」というものがあります。

 

このルールこそ、メラビアンの法則の真髄です。

下記の表にまとめました。

情報の種類 どんな情報か 影響度(%)
視覚情報(Visual) 見た目、しぐさ、態度、視線、表情など 55%
聴覚情報(Vocal) 声のトーン、話す速さ、口調、声の質、声の大きさなど 38%
言語情報(Verbal) 言葉の意味、会話の内容など 7%

これが3Vの法則です。

情報の種類にある「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」の頭文字をとった名前です。

 

どんなに良いことを言っていても、どんなに感情を含んだトーンで話しても、

表情の硬さや態度の悪さの方が強く印象に残ってしまいます。

 

要するに、「人は見た目が9割」という言葉に似たようなもので、

見た目がその人の印象の半分以上を決めるということです。

 

端的に言ってしまえば、上記の表が全てです。

しかし、この「メラビアンの法則」はある状況でしか使えません。

それは「感情を伝えるコミュニケーション」です。感情を伝える場でしか、この法則は当てはまりません。

「感情」というと怒ったり、泣いたり、笑ったり、悲しんだり。というのを思い浮かべると思います。

 

しかし、感情というのは人間が何かを購入するときや、意思決定をする際にも関わってきます。

感情に関しての記事が出来次第下に載せておきます。

 

感情は、人間の意思決定にも関係する超重要な概念です。

例えば、ダニエル・カーネマン氏の『ファスト&スロー』では

二重システム理論というものが紹介されています。

 

それは「人間は感情で決定し、論理で納得する」ということです。

 

人間の意思決定を決定する感情は「メラビアンの法則」に従って印象を受けます。

メラビアンの法則の具体例

「笑いながら叱られる」とか「泣きながら笑う」というものがあります。

 

笑いながら叱られた時、

「笑う」という視覚情報と「叱る」という聴覚情報+言語情報

この2つを人間は処理しなければなりません。

 

すると、まずは視覚情報が最も大きな割合55%で入ってきます。
そのため、笑いながら叱られた時には「笑っている」という印象が強くなります。

 

「泣きながら笑う」も同じです。
誰かが泣きながら笑っていたら、おそらく心配が最初にきますよね。

それもそのはず。どちらも視覚情報です。
この際は聴覚情報が重要視されます。

泣いているときの声や呼吸音なのか、笑っているときのものなのか。

 

その判断を脳みそが行い、どちらかの視覚情報を排除してしまいます。

つまりこの場合は聴覚情報によって、視覚情報が選択されます。

 

このように視覚情報→聴覚情報→言語情報の流れで判断されているのです。

メラビアンの法則をビジネスに活用する

視覚情報は感情を伝える際に、印象の55%もの割合を占めます。

そのためビジネスシーンにおいて視覚情報は非常に重要です。

 

そもそもビジネスは人間間の取引です。

だからこそ相手に与える印象が重要です。

 

いつもしっかりした身だしなみで優しい笑顔の人と、
崩れた身だしなみで、ぶすっとした顔の人では、

全く印象が異なりますよね。

 

それと同じことです。

人間は商品の機能をもちろん判断しますが、
それ以上に感情的な価値から判断します。

この人から買いたい!と思えば買ってくださる。

 

そして声の出し方。

これについても記事を書いたら、ここに載せておきますが、

声には正しい出し方、響く出し方というものがあります。

 

この2つで印象の93%を良いものにできます。

そうすればあとは話す内容だけ。となりますね。

 

非常に単純な話でしょう。
何も難しいことはないんです。

3つをうまく組み上げる技術を知れば良い。

 

相手から良く写るように、身だしなみを整え、
相手に響くように、良く聞こえる音量で声を出し、
機能的価値+感情的価値を訴える。

 

この3つでメラビアンの法則を完全に掌握できます。

相手に響くように声を出すために、最も手っ取り早いのは、
ボイトレに行くこと。です。

それが嫌なら「カラオケ」に行きましょう。

馬鹿なことを言っているように聞こえるでしょうが、
響く声の出し方を練習するには、カラオケが一番です。

 

少し大きい声を出した時に、喉だけでは限界がきます。
喉が潰れそうになるからです。

腹式呼吸をしなければいけません。

ここでは詳しくは書きませんが、腹式呼吸で話すことで、
音に重厚感が生まれます。

声に含まれる空気の量が増えるためです。

理系の方ならわかるかも知れませんが、
空気の量が増える=1㎤あたりの振動量が減る。ですよね。

 

そのため音が少し低くなります。

ですが音量は少し大きくなりますね。

 

なので響くのです。

超脱線しましたが、結論。

メラビアンの法則は言葉の伝達を司ると言っても過言ではありません。

 

視覚情報、聴覚情報、言語情報。

この3つで良い印象を与えることができれば、超強いです。


 

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これまで3年間の練習の結果です。

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