脳科学

【あの有名データの本当の意味】エビングハウスの忘却曲線と習慣化の重要性

  1. HOME >
  2. 脳科学 >

【あの有名データの本当の意味】エビングハウスの忘却曲線と習慣化の重要性

こんにちは、らいるです。

『エビングハウスの忘却曲線と習慣化の重要性』というテーマでお送りします。

 

エビングハウスの忘却曲線。

これは、『人間ってどれくらい時間経つと、どんだけ復習に手間かかる?』という謎を、

一瞬で解明する優秀なデータです。

 

結論からいうと、

 

人間は記憶するのに手間がかかるので習慣化しましょう。

習慣化というのは〇〇することで誰でも簡単に、苦しまずにできますよ。

 

というお話です。

目次

エビングハウスの忘却曲線とその本当の意味

忘却曲線というのはこれです。

 

簡単な図ではありますが、これがエビングハウスの忘却曲線です。

よく言われるのが『20分後には大体42%くらい忘れる』ということなんですが、

本当は、『忘れる』ことに関するグラフではないんですね。

 

学習した時、縦線が示す数字は100%になってます。

これは要するに、『初めて勉強する時が一番覚えるの大変ですよ』ということです。

 

そして記憶された内容は、どんどん薄れていきます。

するともう一回覚え直す手間がかかるわけですね。

 

エビングハウスの忘却曲線はこれを表しているんです。

 

20分後であればおよそ58%が薄れているので、最初の42%くらいの手間がかかります。

1時間後なら44%薄れているので、56%くらいの手間がかかる。

 

『人間の忘れやすさの説明』でよく使われるグラフなんですが、

実際は復習にどれだけ手間がかかるか。というグラフなんですよ。

 

これがエビングハウスの忘却曲線の本当の意味合いになります。

薄れていることを『節約率』なんて言ったりするんですが、そんなことはどうでもいいですね。

 

 

とにかく、時間が経てば経つほど、記憶を復活させるために復習する手間がかかるのです。

これって要するに、脳のストレージをいっぱい使ってしまうということ。

 

実は人間の脳みそって有限なんですよ。

中に入れられる情報量も、1日で集中力を保てる時間も。

 

なので、できれば復習でも脳みそという有限資源を有効活用したいわけです。

 

グラフを見たらわかると思うのですが(へなちょこグラフなのは許して)、

20分ごとに復習すると、一番効率が良さそうに見えます。

 

なぜなら最も記憶が薄れていないので、思い出す手間がかからないからですね。

 

でも、実はもっと良い方法があるんです。

それが『習慣化』です。

復習を習慣化する

習慣化すると、ハードルが一気に下がります。

つまり、習慣化というのは

『何かをするためのハードルをもはやハードルと感じないレベルにする』

ということです。

 

例えば1日1時間の読書。これって結構ハードル高い人が多いんですが、

もうこれを1年続けてるってなると当たり前になってきて、読み始めるのに全然苦労しないんですよね。

 

というかもはや読書しないとなんか気持ち悪いんですよね。

風呂入るのとか歯を磨くのと同じです。

 

人間の脳みそって単純で、

『やりたくね〜』って思うと疲れるんですよね。

疲れると、集中力も下がるし、インプットできる情報量も減ってしまう。

 

なので、限界までその『やりたくね〜』をなくすことが大事になります。

そのためには

 

・量を減らす
・時間を短くする
・より簡単なものにする

この3つがコツです。

風呂もそうですよね。湯船に浸かるのは時間かかるし、面倒だなぁ。じゃあシャワーにするか!という感じだと思います。

それが何においても同じです。

 

例えば読書でも、最初は1日5分の読書でも面倒なんですよ。

でも、それがなんとか1週間続くと、苦じゃなくなってくる。

しかも、本なので続きが気になって、もうちょい読みたいなってなるんですよね。

 

こうやってハードルを下げてとにかく続けること。

精神論はあまり好きじゃないんですが、これはもう続けるとしか言いようがないです。

 

続けるためには、とにかくハードルを下げる。

これに尽きます。

なんで習慣化が大事なのか?

習慣化できると何がいいのか。

エビングハウスの忘却曲線とどんな関係があるのか。ということなんですが、

ここまで読んで、勘の良い方ならもうお分かりかと思います。

 

復習を習慣化すると、ノーダメージで急成長できる。ということです。

 

例えば、毎朝、昨晩読んだ本の内容を1つでもいいから思い出すとか。

これやるだけでも記憶を呼び戻すのに絶大な効果があります。

 

しかもこれが習慣になって、意識せずともできるようになったら。

朝起きた瞬間に、あなたの頭では無意識に昨日学んだ内容が強化されることになります。

 

なぜか思い出してしまった。と言ったイメージですが、これで記憶はどんどん定着します。

 

僕は毎朝、学んだことをまとめたPDFを音読するという習慣を持っているんですが、

それしないとなんか調子悪かったり、完全にルーティーン化してます。

 

ここまでくると、学んだことを忘れて無駄にすることはほぼないです。

あまりにも難しくてわけのわからん数式とかだと、古代文字にしか見えないので忘れますが、

自分がやりたくてやった内容はどんどん定着します。

 

そして、同じ内容を復習するのを繰り返すと、

どんどん内容が思い出しやすくなります。

 

そして、もはや『ああ、またこれね。知ってるよもう。当たり前じゃん』という感覚になったら、

知識が定着しているんだなと僕は感じます。

 

 

これって習慣にしてるだけなので、全然苦労してないんですよ。

でも、一回本を読んだだけとは全くレベルが違う記憶の定着力がある。

 

起きてれば常に知識が増えるイメージです。

ふと思い出したり、『あれ?あれってなんだっけな?』となって調べて思い出したり。

 

こういうのがどんどん起こるようになって、

気がつけば周りと圧倒的な差が生まれるかなぁと思います。

僕は実際、これやり始めてから同時期に商売を始めた友人たちに圧倒的さをつけ始めました。

 

ちなみに現在でもその差は健在。

世の中、知識&思考力ゲームなのです。

具体的に何を学ぶべきか

これが一番大事かなと思ってます。

個人で稼ぎたいのに、会社員としての処世術を学んでも、

全然最短ルートじゃないので。

 

僕が全人類が学ぶべきだなと思うのは

 

・行動経済学
・社会心理学
・神経言語プログラミング

この3つですね。

これまた難しそうだなぁwwと思うかもしれないんですが、

超簡単です。

これに関しては解説するとちょっと長くなるので、メルマガで話しました。

 

そして、商売をやりたい人・やってる人が学ぶべきなのは

 

・具体&抽象
・メタ思考
・マーケティング
・コピーライティング

 

の4つです。

結局、資本主義社会では情報持ちがお金持ちになりますし、

これから先、というかすでに情報の価値はお金を超えてます。

 

要するに人間の記憶って全然しっかりしてないから、ハードルさげてガンガン復習していかないと、

そのうち本当に生きていけなくなるよ。ということです。

 

ビビらせてるわけじゃなくて、本当に。

現時点で人間を人間たらしめてるものって、『概念が理解できる』ってことなんですよ。

 

いろいろ抽象化して考えられて、しかもそれを理解できる。

だから例えて話せたり、わかりやすく自分の考えを人に伝えたりできます。

 

これが含まれない仕事って、全て機械で代用できちゃうんですよね。

AIの発展によってはその限りではないんですが、もしAIが人間の知能を完コピして来たら、

その時はどっからが機械で、どっからが人間か?みたいな話になりますから、

その先は本当に予想できないんですよね。

 

でも、それまでの間、思考力もない知識もない人間は稼げなくなりますし、

知識を手に入れて、思考しまくって、習慣化しまくって、

毎日進化してる人間はどんどん情報を得るので、どんどんお金持ちになっていきます。

 

 

だから、習慣化しようね。

一歩づつでいいから。という記事を書きました。

 

まだまだ深い話はできるんですが、ここまででちょっと長めなので、

今回はここで筆を止めようかなと思います。

 

この続き、というかこの話をもっと深掘りしたものはメルマガで配信してるので、ぜひ。


 

今現在では月に300万円ほどの収入があります。
これまで3年間の練習の結果です。

ですが、3年間は少しかかり過ぎでした。
偏差値32を高3の9月に全国模試でたたき出し、必死こいて勉強したり、
頑張って月に30万円稼いだWebライターでは激務でアル中になってハゲたり。

いろいろありましたが、今0に戻ったら半年で月収100万は堅いでしょう。

これまでそのための知識や情報を得て、学んできました。
その方法は下記のリンクで触れています。

才能なんていらないんです。
馬鹿でもアホでも。やることやれば結果は出ます。
結果には原因があって、原因があれば結果があるのです。

詳しい内容は下記からどうぞ!7分で読めます。

運営者紹介とこのブログについて

-脳科学

Copyright© SkiLLs , 2024 All Rights Reserved.